避難訓練
10月24日に、水害による避難訓練を行いました。
小浜第二中学校は、南川沿いに立地し、堤防よりも低い位置にあります。南川の堤防が切れれば、間違いなく甚大な被害を受けます。
今回は、南川堤防決壊による校舎内でのブラインド(告知無し)訓練による垂直避難(3階への全校避難)という想定でした。特殊な避難訓練でしたが、子どもたちは冷静に対応し、ご指導頂いた防災士の方からお褒めの言葉を頂きました。
水害といえば、東日本大震災での津波が、思い浮かびますが、近年水害は多発しており、小浜市でも、台風や線上降水帯の影響で大雨が度々あり、江古川の氾濫や、南川堤防のぎりぎりまで水が上がってきたことも思い出されます。
避難訓練の事前学習でも、小浜市で過去にあった水害の様子を学びましたが、どこまで自分事として捉えることができるかが重要となります。近年、地球温暖化の影響や、南海トラフ地震の危険性など、災害への危機感が高まっています。災害は避けられない。それならばいかに準備しておくかが重要になります。
中学生として何ができるか?しっかり考えておかなくてはいけない課題です。