自分が本当に大切にしたいものは?
本日、2年生では、「風に立つライオン」という話から、自分の人生について考える学年道徳の授業が行われました。
これまでに各学級の道徳の時間に「風に立つライオン」という、ケニアで医療活動を行う男性が、昔の恋人にあてた手紙を通して、彼の生き方について学びました。
この手紙からは、主人公の男性が自分の考える幸せのために、「大切にしたいもの」と「手放さなければいけないもの」を選択をしたことが分かります。彼は、自分の夢や生きがいのために、日本での安定した暮らしや恋人との関係を手放したのです。そんな彼の手紙には次のような言葉がありました。
「辛くないといえば嘘になるけどしあわせです」
失ったもの悲しみは大きいですが、彼は自分の人生に確かに幸せを見つけていたのではないでしょうか。
生徒たちは、自分の人生の中で大切にしたいことについて、自分の中で「もっとも大切なもの」から「あまり大切でないもの」と順序をつけて考えていきました。私自身、なかなか難しい問いかけだなと感じまた。しかし、生徒たちは自分自身の心と向き合い、どんどんワークシートに思いを書き出していました。「命」、「家族」、「プライド」、「感謝の気持ち」、「夢」など、本当に様々な考えが出されました。同じ思いでも、理由が異なっており、私が思っている以上に生徒たちはそれぞれの人生観を持っているのだなと驚かされると同時に、とても感心させられました。
本日の学習では、それぞれ自分が何を大切にしていきたいのかについて改めて考えることができました。
今回見つかった思いは、今後の人生でも自分の指針としてなっていくのもだと思います。生徒達にはこの思いを強くもって、それぞれの幸せを見つけられるようなな人生を送ってほしなと思います。