性感染症予防等講演会が実施されました
冬休みがあけて3日目。
生徒たちは徐々に学校生活のペースを取り戻し、笑顔で過ごしています。
日中は、晴れ模様であり、温かい日差しが教室に降り注いでいました。
一方で、本日の夜~明日にかけて雪が降ると予報されているため明日の交通状況が心配です。
さて、本日は、3年生全員を対象に性感性予防等に関する講演会が実施されました。
鯖江市にある産婦人科のクリニックの副医院長である鈴木綾子さんがリモートにて、講演を行って下さいました。
鈴木さんは、”性感染症の感染方法” ”感染症が及ぼす自分の身体や赤ちゃんへの影響”を説明した上で、「性感染症はこわい病気ではない。病気に対する正しい知識と予防について知り、心配であれば病院を受診し、しっかり治療すること。」と性感染症に対する理解の重要性を伝えられました。
また、「妊娠や出産、親になることはライフプランの一環であり、望まない妊娠や性暴力の危険性を注意した上で、パートナーの気持ちを十分に尊重することが大切である」と述べられました。加えて「性にはLGBTQ+など多様性があり、そのことを十分に知り、理解し、理解者である事が伝わる行動をとるようにしよう」とも述べられました。
最後には「何か心配事があるときには、決してひとりで悩まず相談して下さいね」と温かい言葉で締めくくられました。
生徒たちは講演を受けて、「自分の将来にとって大事な事だと思った。とても勉強になった。」「性の多様性に関して、自分の当たり前を押しつけるのではなく、相手の気持ちを尊重していきたい。」と感想を述べていました。
将来、どのような生き方を選択するのか考えるのは生徒自身です。これから人生の大切な選択を行う際に、今回の講演の内容を思い出し、自分やパートナーにとって最善の選択判断をしてもらいたいですね。