睡眠を考える
本日は中間テスト2日目でした。
テスト直前まで教科書やプリントを見直したり、友達と「ここ出そう」と予測姿がみられました。
テストが始まると、頭を悩ませながら時間いっぱい問題に取り組んでいました。
最後のテストが終わると、「終わった~」と緊張感から解放されたような様子でした。ほっと一息といっったところでしょうが、来週にはSASAや確認テストが控えています。完全に一息つけるのはもう少し先になりそうです。ファイト!!
テストが終わった4時間目には、眠育講演会が行われました。小浜病院から小児科の先生をお招きし、リモートで睡眠の必要性や重要性を教えていただきました。睡眠が大切なことは、広く言われていることなので、誰もが頭では分かっていることだと思います。しかし、実際に十分な睡眠、質の高い睡眠がとれていないという人は少なくないのではないでしょうか。
今回は、睡眠のメカニズムやホルモンとの関わりも含めてお話いただき、実際の生活でどのような行動をとっていけばよいかについても、触れていただきました。
「布団に入る頃に体温が下がるよう、寝る前にぬるめのお風呂に入る」
「夜寝る1時間前には、テレビやパソコン、スマホなどは控える」
などなど・・・
他にも、
「ヒトは朝起きて、日の光をあびてから15時間後に眠くなる」→「朝起きた時刻でよる眠くなる時刻が決まっている」
「授業の合間や休み時間の10分~15分の短い仮眠」→「脳疲労や眠気改善に有効」
など、納得の内容が数多くありました。生徒たちは、その都度メモをとりながら真剣に話を聞いたり、最後に質問をしたりしていました。
今日の講演では、睡眠不足が引き起こす症状として、集中力や記憶力の低下が挙げられていました。テスト前などは特に、睡眠を大きく削って頑張りがちです。試験当日に力を発揮するためには、直前ではなく、早めから計画的に学習に取り組み、睡眠は十分にとることが望ましいことが分かりますね。