茶飯
本日の給食は「奈良市姉妹都市提携50周年交流給食」でした。メニューは「茶飯」「かしわのすき焼き」「にゅうめん」です。
「茶飯」は、白米をほうじ茶で炊いたもので(大豆を入れたりもするそうです)、ほんのりお茶の香りがして、ほどよい苦みが味わい深かったです。奈良県で広く食べられている郷土料理で、毎年3月に東大寺でおこなわれる「お水取り」の練行衆(れんぎょうしゅう)の献立に茶粥と共に出される「ゲチャ」が茶飯の原点だそうです。
給食後、3年生の生徒に「茶飯」について聞くと、「独特の味わい」「お茶漬けの汁無しバージョン」等々いろんな表現で茶飯を表してくれましたが、共通して「おいしかった」という感想でした。
「大和かしわ」「三輪そうめん」など、奈良県は「鶏肉」「そうめん」も昔から生産が盛んです。
今日のように、全国の郷土料理が食べられるのも給食の魅力の一つです。また、給食を通して、他地域へ興味を持ってくれることを期待しています。