志を立てる
3年生が卒業し、1,2年生だけとなった校舎は、心なしか寂しさを感じます。しかし、3年生から引き継いだ志を、1,2年生が今後ますます磨き上げ、高めていってくれることでしょう。
さて、これまで2年生は「総合的な学習の時間」の柱として、自分の将来を考える「キャリア教育」と、生まれ故郷小浜を大切に思う「ふるさと学習」の2つに重点を置いて学びを進めてきました。そして本日、キャリア教育の第2学年のまとめとして、また最高学年を迎えるにあたって更なる心の成長を図ることを狙いとして、「立志式」が執り行われました。
式の準備や運営、掲示物や受付など、全て生徒が中心となって行いました。「私の決意」では、一人一人が壇上に上がり、なりたい自分や今後の決意を語りました。自分の欠点を克服すること、長所を伸ばすこと、人のために動くことなど、決意の内容は様々でしたが、誰もが力強く、堂々と宣言していました。また、「学年の決意」では、代表生徒が『実現~今の自分を超えろ~』の決意の下、一人一人の宣言をそれぞれが実現するために、様々な挑戦をしていくことを誓いました。
限られた時間の中、全ての思いを語り尽くすことはできなかったかもしれませんが、より大切なのは宣言を行動に移していくこれからです。最高学年として迎えるこれからの一年を、ますます充実したものにし、更なる成長へと繋げていきましょう。その努力が人生の糧となり、支えとなっていくはずです。自分自身と向き合い、生き方を考え、また一つ大人へと近づいたみなさんの今後の活躍を期待しています。