日本の食文化を学ぶ
1年生家庭科の授業で調理実習が行われ、小浜市の伝統食でもある「鯖」を使った味噌煮とすまし汁を作りました。お店に行くと粉末や顆粒の出汁がたくさん売られていますが、昆布や鰹節を使って一から出汁をとる調理実習では、「出汁文化・日本」を学ぶことができます。
グループで役割分担をし、手際よく調理を進めていく姿に頼もしさを感じました。
できあがった料理は子どもたちによって担任や職員室にいる教員にも届けられ、おいしくいただきました。味はもちろん、火の通り具合や盛り付けも素晴らしかったです。何よりも、出汁で使った昆布と鰹を捨ててしまわずに、佃煮として立派な一品になっていたことが驚きでした。
食品ロスの多さが叫ばれる昨今ですが、ちょっとしたアイデアや工夫をすることで、捨てずに済むものも多いはずです。国際社会が考えるSDGsにも関わる大切な学びですね。