拉致問題理解学習を行っています
今週の月曜日から3日間にわたり、拉致問題理解学習を行っています。
対象は3年生で、講師は政府が認定する日本人拉致被害者の一人、地村保志さんです。
昨日は3-2と3-4、今日は3-1と3-3、そして明日は3-5で実施です。5クラスを1時間ずつ講演頂くという生徒たちにとってかけがえのない素敵な時間を提供して頂いています。
講師の地村さんは小浜市加斗地区のご出身、そして、この小浜第二中学校のOBでもあります。
1978年7月7日、小浜市内において、地村さんは当時婚約されていた奥様とともに工作員の手により、北朝鮮へ拉致されました。
今回のご講演では、まず拉致被害が発生した1978年の世界の情勢とからめながら「なぜ拉致が行われたのか」その目的から始まり、実際に拉致にあった時の状況を語りながら拉致問題が大きな人権問題であることを示されています。そして、ご自身が北朝鮮で過ごされた24年間のこと、帰国してからの18年間のこと、そして拉致被害者救済への強い思いなど、拉致被害者にしか語ることの出来ない壮絶な人生経験を、生徒たちに与えてくださっています。
生徒たちは、小浜市拉致問題理解学習教材「ブルーリボンに願いを込めて」に大切なことをメモしながら、地村さんの語られる一言一言に対して、真剣に耳を傾けていました。

パワーポイントのスライドを見ながら、詳しく学んでいます。

今日のご講演を聞き終わった後、ある生徒が『今、一番伝えたいことは何ですか。』と質問しました。
地村さんは「拉致問題は未だ解決していない。拉致被害者たちは高齢の方が増えて、亡くなってしまったら二度と解決しない。今、出来ることをやって欲しい。」ということ、そして「拉致問題を風化させてはいけない」と強く訴えられました。
当事者から生で壮絶な語りを聞ける貴重な機会、生徒たちは拉致問題についての理解を深めています。大きな人権問題として拉致問題を捉えることが出来た生徒たちが、今後その解決に向けて強い関心を持ち続けてほしいと願います。

