旅立ちの日をむかえました!!!
一昨日、昨日と雨の日が続いていましたが・・・
今朝は雲1つ無い、快晴の空
まさに今日、旅立ちを迎える3年生を祝福するかのような青空でした
さて、校舎内にも3年生を祝福する様々な掲示がされていました
久しぶりに登校した3年生の朝の様子です
いつも通りの明るく、穏やかな雰囲気で友達と話していました
しかし、いざ卒業式に向けての最後の確認が始まると・・・
大変真剣に担任の先生の話を聞き、しっかり確認していました
このメリハリが3年生の本当に素晴らしいところですね
いよいよ卒業式が始まりました。
終始、厳粛で緊張感のあった卒業式でした。
そのため、多くの言葉が心に響きました
まず、学校長式辞では卒業生に「至誠(しせい)」という言葉が贈られました。
これは「橋本左内」と同じように江戸時代の幕末に活躍した「吉田松陰」の「至誠にして動かざる者は 未だ之れ有らざるなり」という漢詩から由来している言葉です。
「誠の心を尽くした時、その時点で報われるかどうかは別として、必ずそれが人々の心に何か影響を与えていく。」という意味で、まさに「二中祭」を成功へと導いた3年生を表す言葉そのものだと思います。
二中祭だけではなく、立志式、合唱コンクールなどの学校行事や部活動、無言清掃などの日々の学校生活での取り組みなど、多くの場面で在校生の「あこがれ」となっていた3年生。
それは3年生の「誠実」に「全力」で取り組む姿が、在校生の心に大きな影響を与えていたからだと思います。ぜひこの「至誠」という言葉を胸に抱き、これから出会う新しい人たちにも良い影響を与えていってください
次に、在校生からの「送ることば」では、これまでお世話になった「感謝」の気持ち、そして強いリーダーシップで導いてくれたことに対する「憧れ」の気持ちなど、本当にたくさんの思いが卒業生に伝えられました
その中でも、「今までの先輩方の思いをしっかり受け継ぎ、二中魂を忘れず、よりよい部活動にしていくことを約束します。」「皆さんの築き上げたものを二中の新たな伝統として引き継ぎ、発展させていきます。そして、私たちの代の立志式も、自分たちの決意を示し、必ずすばらしいものにします。」といったように、背中を追いかける存在ではなく、皆を導いていく存在としての「決意」の言葉が印象に残りました
堂々と決意を示した在校生の姿に、きっと3年生も安心したことでしょう。
1、2年生の皆さん、3年生とのたくさんの思い出を大切にし、さらにより良い二中へと発展させていきましょう
最後に卒業生からの「別れのことば」では、「今できることを全力でやりきった」1年生の思い出、前例がなく、一から築き上げた第1回立志式など、様々な「挑戦」をした2年生の思い出、そして、王者二中復活に向けた「10分間走」や個性が虹色に輝く明るい学年の良さを最も発揮し大成功に終わった「二中祭」など、「発展」の年となった3年生の思い出など、どれを聞いてもそのシーンが鮮明に思い出される、本当に感動的な「別れのことば」でした
その中でも、どうしても在校生に伝えたい言葉があります。
「そうして、どの行事も終わり、残すところあとわずかとなった2月28日の夕方。急に告げられた臨時休校。教室から聞こえる「嫌や!」の声。「さようなら」の後、教室から出るのを惜しんで、出入口付近に立ち尽くす姿。この時に改めて気づく仲間の大切さ、決して当たり前ではなかった何気ない毎日。そして、その何気ない毎日を支えてくださっていたのは、先生方や保護者の方々であるということにも気づきました。在校生のみなさん、どうかそのことを忘れないでください。そして1年生、2年生と積み重ねてきた土台があるからこそ、今、3年生はこの場にいます。3年生の思い出だけが華やかなのではなく、どの学年のどの思い出も欠けてはいけない大切なものなのです。在校生の皆さんが、これからの1日1日をかけがえのないものにしてくれることを願っています。二中をよろしく。今までありがとう。」
今日は残念ながら直接在校生に伝えることはできませんでしたが、きっとこの思いは在校生に届き、1日1日が、「かけがえのないもの」になっていくと信じています
卒業式後、各クラスで最後の学活がありました
どのクラスも温かい雰囲気でいっぱいでした
「大変なこともいっぱいあったけれど、やっぱりこのクラスでよかった!」「みんなに会えてよかった!」「これからは別々の道を進むけれど、頑張ろう!」など、本当に温かい言葉でいっぱいで、個性が虹色に輝く明るい学年の、笑顔いっぱいの最後でした
最後になりましたが、卒業生の皆さん、もしも途中でつまずいてしまったときは、二中で過ごした日々を思い出してください。きっと皆さんの背中を押し、一歩踏み出せるはずです。
自分たちを信じて、新しいそれぞれの道を歩んでいってください
「あゆむは、一すじの、光ある、栄えゆく、道です!!!」
保護者の皆様、お子様の将来のますますのご活躍を心から願っております。どうかこれからもお近くで子どもたちをお支えください。本日は本当にありがとうございました。