すばらしいスピーチでした!!!
今朝はあられも降り、いよいよ本格的な冬の到来を感じましたが・・・
寒い中でも『あいさつロード』は今日も健在
明るいあいさつが交わされていました
さて、この『あいさつロード』のおかげで、朝の挨拶はできる生徒が増えましたが・・・
朝・帰りの会の挨拶、授業前後の挨拶があまりできていません
そこに着目したオアシス委員が、来週から「Gree照(グリテラス)、挨拶で二中を照らす」取り組みを始めます
今の現状に満足せず、自分たちで課題を見つけ解決し、より「向上」させていこうとする姿が見られます
さて、2年生の学年掲示板には・・・
先月行われた合唱コンクールの感想がクラスごとに掲載されていましたが・・・
学級目標に近づけた瞬間や場面が、とても具体的に書いてあります
そして、うまくいったところだけでなく、うまくいかなかったところもしっかりと反省し、学級目標達成に向けてのこれからの課題も書いています
1つの行事が、「ただ楽しかった」という思い出で終わるのではなく、そこから何を学び、今後に向けてどう成長していくのか、しっかり未来の見通しが持てていますね
2年生の今後の成長が本当に楽しみです
そして今日は人権集会が5時間目にありました。
学年を代表して合計6人の生徒が、人権に関するスピーチをしました
どのようなスピーチだったか、簡単に紹介したいと思います。
1年生 「1つの言葉で人生が変わる」
たった1つの言葉で、人は悲しい気持ちにも、うれしい気持ちにもなります。言葉の大切
さを改めて考え、相手をうれしい気持ちにする言葉を使いたいです。
「誰にでも笑顔で」
私は英語が苦手で、外国の人と話すことも苦手でした。しかし、旅行のときに姉が外国の
人に対して笑顔で接し、何とか思いを伝え合う姿を見て、誰にでも笑顔で接すれば、気持
ちが伝わると感じました。姉のように誰にでも笑顔で、多くの人と接していきたいです。
2年生 「言葉の持つ力」
言葉の使い方を間違えるだけで、時には人の命を奪うこともあります。言葉は人と人をつ
なぐ大切なものです。その使い方をもう一度見つめ直したいです。もし、世界中の人々が
言葉を丁寧に優しく使うことができれば、本当の平和がおとずれると思います。
「クラスの人権」
僕は自分のクラスで、人権が守られていると思います。みんなで話したり、遊んだりして
居心地がいいと感じるからです。もし、クラスで人権が守られていなかったら?そう考え
ると、相手の立場にたって行動できるようにしたいです。
3年生 「戦争から学ぶこと」
戦争のときは、人権が守られていないことがあたりまえでした。昔と比べることで、今の
当たり前のありがたさ、当たり前の大切さを改めて痛感することができます。当たり前を
当たり前と思わず、他人の気持ち考えるようにしたいです。
「あたたかいサポート」
足の不自由な人の気持ちを考えたことがありますか?足が不自由な人が駅で歩いていると
き、後ろから舌打ちや陰口をされたら、どれだけつらいと思いますか?体の不自由な人の
ことを理解しようとし、やさしく手を差し伸べるようになりたいです。
このスピーチに対して、多くの生徒が感想を発表しました
「どのスピーチも、今の自分を見つめなおそうと思わせてくれる、気持ちのこもったものでした。」「クラスの人権をもっと考えたいと思いました。」「相手を悲しい気持ちにさせる言葉は言わないようにしようと思いました。」
など、本当にたくさんの様々な感想が発表され、確かに生徒たちの心に響いたすばらしいスピーチでした
自分の大切さを認めて、他の人の大切さも認めることができるような人になって欲しいと、心か ら思いました
さて、オアシス委員や二年生のように課題を見つけて向上していく姿、人権集会という全校生徒の前で、多くの生徒が意見が言える姿など、本当に「発展」を感じることができます
今年も残り少ないですが、二中生のさらなる「発展」を期待しています