防災教育講演会
期末テストが終了し、午後には防災教育講演会がありました。
最近、全国各地で大雨や台風による災害が起きているため、災害に対する危機管理意識を向上させようと実施しました。また、自分たちが住む地域の災害についての知識を身につけ、防災・減災のために事前に備え、行動する能力を養うため、地域の方に来ていただいてお話を伺いました。
昭和28年9月の台風13号で南川の堤防が決壊した時に被災体験された方から、写真やその当時の小学生の作文を見せていただきました。作文には恐ろしかった光景が記されていて、大事なものを2階に上げたり、飼っていた山羊との別れ、そして自分の家が流された様子がよく伝わってきました。
講演の最後に、小浜でもいつ起こってもおかしくない、もし起こった時には、自分の命を守り、余裕があったらそれぞれ助け合って近所の人に声をかけて積極的に行動してほしい と話してくださいました。
教室で行われた講演会のふり返りでは、小浜にこんな被害があったことを初めて知った、今日聞いた話を忘れずにいたいという生徒もいて、自分たちが住んでいる身近なところで起きた災害について知る機会になりました。